銀閣寺
臨済宗相国寺派。本名は慈照寺。
1482年(文明12年)足利義政がこの地に東山山荘を造営した。
8年後、義政が死んだのちに完成し、遺言により相国寺派の寺となった。
銀閣観音殿と茶室同仁斎のある東求堂は国宝である。
月待山麓の庭園は、下段が池泉回遊式、上段が枯山水である。
(所要時間40分) [official site]
黒谷(金戒光明寺)
浄土宗大本山。1175年(承安5年)比叡山を下りた法然上人が初めて念仏道場とした。
文殊塔は高さ14㍍の三重塔で、文殊菩薩像は運慶作といわれ日本三文殊のひとつ。
幕末には、京都守護職松平容保の宿舎となり、殉職した会津藩士の墓もある。
(所要時間40分)
鞍馬寺
鞍馬弘教。770年(宝亀元年)鑑真の高弟鑑禎が毘沙門天を本尊として奉安したのが起こり。
796年(延暦15年)藤原伊勢人により伽藍が造営され、王城鎮護の道場となり、鞍馬寺と号した。
以来朝野の崇敬が深く隆盛を極めたが、1126年(大治元年)をはじめとする再度の火災で荒廃した。
近年再建され、鞍馬弘教となった。牛若丸伝説や平安時代からの「鞍馬詣で」で知られる。
山中の由岐神社の火祭も有名。
(所要時間60分)
源光庵
曹洞宗。
1346年(貞和2年)大徳寺2代徹翁国師が隠居所として 開き、
1694年(元禄7年)卍山道白禅師が曹洞宗に改めた。現在の本堂はその時のもので、
廊下の天井は、伏見城の遺構で血天井である。
丸い「悟りの窓」でも有名。
(所要時間20分)
建仁寺
臨済宗建仁寺派の本山。
1202年(建仁2年)栄西禅師が建立した京都最初の禅刹。京都五山の第三位。
1596年(慶長元年)安国寺恵瓊により再建。栄西が茶を伝来したのにちなみ、茶の植え込みが続く。
重文の勅使門は、矢痕があり「矢の根門」とも呼ばれる。俵屋宗達の国宝「風神雷神図」が有名。
(所要時間30分)
光悦寺
日蓮宗。1615年(元和元年)本阿弥光悦が、徳川家康から与えられたこの地に草庵を結び、
法華題目堂を建てたのが起こりで、死後寺とした。鷹峰は、光悦を中心とした芸術村であった。
いくつかの茶室や臥牛垣、秋の紅葉もみごと。
(所要時間20分)
高山寺
真言宗。奈良時代の開創と伝えられ、1206年(建永元年)に明恵上人が後鳥羽天皇から
「日出先照高山之寺」の勅額を下賜され、華厳宗の寺として再興した。
明恵上人が栄西禅師から贈られた茶を日本で初めて、この地で栽培した茶園がある。
また鳥羽僧正筆の鳥獣人物戯画を所蔵する。
(所要時間40分)
高台寺
臨済宗建仁寺派。
1605年(慶長10年)豊臣秀吉の正室北政所高台院が、秀吉の菩提を弔うために創建。
徳川家康の援助もあって壮観を極めた。霊屋(おたまや)の高台寺蒔絵で有名。
春秋にはライトアップも楽しめる。
(所要時間40分) [official site]
高桐院
大徳寺塔頭。1601年(慶長6年)細川忠興(三斎)の建立で、書院は千利休の邸宅を移築したもの。
茶室松向軒は、二畳台目の簡素なものである。庭には、忠興とその妻ガラシャの墓がある。
晩秋の苔庭の「散りもみじ」はみごと。
(所要時間30分)
光明院
東福寺塔頭。六波羅門の南にあり、虹の苔寺ともいわれる。
多くの石が苔と白砂の中に点々置かれた、波心庭は、重森三玲氏の作である。
拝観は、志納。新緑や紅葉はみごと。
(所要時間20分)
広隆寺
真言宗。603年(推古天皇11年)秦氏の長、秦河勝が聖徳太子から与えられた仏像を本尊に建立した。
秦氏の氏寺で蜂岡寺とも呼ばれた。
国宝第1号の弥勒菩薩像をはじめ、多数の国宝や重文の仏像が見られる。
(所要時間40分)
苔寺
臨済宗。本名は西芳寺。
奈良時代、行基の開創と伝える古刹で、
1339年(暦応2年)松尾大社宮司・藤原親秀が夢窓疎石を招いて再建した。
夢窓作の庭園は、120余種の苔でおおわれ、池泉回遊式と枯山水石組の上下2段になっている。
事前の予約が必要。
(所要時間60分)
古知谷
浄土宗。光明山阿弥陀寺が本名。
1609年(慶長14年)木食上人弾誓が開いた如法念仏の道場である。
あたりには楓樹が多く、山の中腹から流れ出る水がいく段もの小さな滝となっている。
本堂の背後には上人の遺骸を安置してあった巌窟がある。
(所要時間30分)
金地院
南禅寺塔頭。応永年間(1394-1428)足利義持が北山に創建、
1596年(慶長元年)以心崇伝により現在地に移築された。
東照宮の北側の方丈前庭は、鶴亀の庭と呼ばれ、茶室八窓席とともに小堀遠州作である。
(所要時間30分)
金福寺
臨済宗南禅寺派。864年(貞観6年)慈覚大師の遺志を継ぎ、安恵僧都が創建した寺で、
荒廃していたのを江戸中期に鉄舟和尚が再興した。
背後の丘には、芭蕉庵や与謝蕪村ら俳人たちの墓があり、句碑も多い。
幕末、村山たか女が剃髪、住持した。
(所要時間30分)
西明寺
真言宗大覚寺派。832年(天長9年)空海の弟子智泉が開創。
現在の建物は、元禄年間(1688-1704年)に徳川5代将軍綱吉の生母桂昌院の寄進による。
本尊は清凉寺式の釈迦如来立像。
(所要時間20分)
嵯峨釈迦堂
浄土宗。清凉寺が本名。
この地は源融が営んだ山荘、棲霞観の跡で、死後阿弥陀堂が建立され、棲霞寺と呼ばれていた。
986年(寛和2年)東大寺の僧奝然が宋から将来した、三国伝来の釈迦如来立像を死後、
弟子の盛算が釈迦堂を建立した。
(所要時間30分)
嵯峨野竹林
野宮神社から天竜寺北門をへて大河内山荘に至る、約400㍍の竹につつまれた小径。
(所要時間15分)
三十三間堂
天台宗。本名は蓮華王院。
このあたりは、後白河法皇の壮大な離宮、法住寺殿のあったところ。
その一角に、平清盛に命じて1164年(長寛2年)に創建した。2度の震災で堂宇をすべて失い、
1266年(文永3年)に本堂だけを復興し、現在にいたる。長さ125㍍は世界一である。
1001体の十一面千手観音と二十八部衆が並ぶ。
(所要時間40分)
三千院
天台宗の門跡寺院。
最澄が比叡山根本中堂を造営の際、東塔の南谷に一宇を建てたのが起こりである。
代々法親王が住持し、梶井門跡と呼ばれる。明治になって門跡の政所があった現在地に移転した。
玉座を設けた宸殿や客殿、上下ふたつの庭園がある。
国宝の往生極楽院には、阿弥陀如来と大和座りの観音・勢至の脇侍を安置している。
(所要時間40分)





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